■バランスの取れた自己再新再生の原則
第七の習慣は、個人のPC(目標達成能力)の問題である。 |
■四つの側面をそれぞれ再新再生させねばならない。
肉体的側面 |
バランスの取れた食事と、十分な休養と定期的な運動を行う。
・持久力 有酸素運動
・柔軟性 ストレッチング
・強さ 筋肉に負荷をかける運動。
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精神的側面 |
自己リーダーシップを発揮して価値観に対して決意すること。
・瞑想、祈り、自然に接するなどして、魂の静けさの中で内面の葛藤を克服する。
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知的側面 |
・自分自身を再教育する人世のプログラムを実行する。とくに幅の広い読書を行い、視野を広め、精神を高め知的対象を拡大し続けることである。
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私的成功 |
肉体、精神、知性の三つを維持することを、私的成功と呼ぶ。
毎日一時間を、私的成功のための習慣とすることで、大きな価値と結果を生む
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社会情緒的側面 |
人間関係におけるリーダシップ、感情移入のコミニケーション、創造的な協力の原則に基づいている。
・コミニケーションのプロセスを実行して、まず相手の話を聴く
・両方が満足しうる第三の案を見つけることに同意する決意をもつ。
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■あなたの思が相手を活かす
相手を高く評価することは、他の主体的な人と効果的に協力する機会が増え、
自分にとってもプラスになる。
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■「現在の姿を見て接すれば、人は現在のままだろう。
ひとのあるべき姿を見て接すれば、有るべき姿に成長して行く」 ゲーテ
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■再新再生のバランス
自己の再新再生のプロセスを効果的に実行するには、
人間の持つ四つの重要な能力-
肉体、精神、知性と社会情緒の全てに渡ってバランスよく刃を研ぐ必要がある。
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■組織がこの四つの側面のうち、一つでもおろそかにすれば
組織全体に悪影響を及ぼす。
人の本来持っている創造的なエネルギーは、大きな相乗効果を生み出す土台となるはずが
それが却って組織に反発し、成長と生産性の向上を妨げる抑止力にる。
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■肉体的側面の再新再生は、自制と責任感が強められる。
環境に作用されるより、環境に作用を及ぼす人になる
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■精神的側面の再新再生は、自己リーダーシップが育成される。
想像力と良心を活かして生活するようになる
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■知的側面の再新再生は、
継続的学習は、知識のベースが豊に成り、選択枝が拡大し、自己マネージメントを支える。
優先課題を明確にし、時間とエネルギーを最大限に活用できるようになる。
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■毎日の私的成功は、「7つの習慣」を身につける鍵であり、
毎日最低一時間の再新再生を行うことである。
毎日の私的成功は、公的成功の土台であり、
社会情緒的側面で刃を研ぐ野に必要な内的安定性の元になる。
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■上向きの循環
再新再生とは、らせん状の上向きの成長、変化、常なる改善の良い循環をつくりだす原則であり、
そのプロセスでもある。
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■良心とは、私達の心が澄んでいるとき、
原則に沿っているかどうかを感知させてくれ、
原則に近づかせてくれるために人間に与えられた賜物である。
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■人間の四つの独特な性質を開発できる近道はない。
臭覚の法則が支配しているからである。
つまり蒔いたものを刈り取るだけであり、それ以上でもそれ以下でもない。
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